子どもをママ(パパ)以外の人(保育園やおばあちゃん、おじいちゃんの家)に預かってもらおうとするときや、何か自分の思い通りにいかなくて悲しいときに子どもが大抵言う言葉があります。
「ママがいい!!!」
もちろん
「パパがいい」って言う子もいます。
「おうちがいい」って言う子もいます。
聞き覚えありませんか?
今回は「ママ(パパ)がいい」の対応の仕方について紹介します。
子どもにとってママ(パパ)の存在って?
「ママ(パパ)がいい」と言われた側からすると、もう保育園いるんだから(私がいるんだから)いい加減ママ・パパのことは一旦置いておいておこうよ。って思います。
でも、子どもからしたらそんなの関係ありません。
ギャン泣きは止まりません…
なぜならその子にとって「ママ」「パパ」は「安全基地」だからです。
安全基地とは
心の拠り所のことです。パパ・ママはその子によって安全で心地良い居場所です。子どもはその安全基地を離れ自分の好奇心を満たそうといろいろなことに挑戦して学んでいきます。
しかし、危険(恐いことや悲しいことなど)を感じたときには安全基地であるパパやママを求めようとします。
なので、子どもたちが「ママ(パパ)がいい」と、言うのは当然のことなんですよね。
だからといってここでの注意点は、「じゃぁ、どうせ自分よりもママ(パパ)がいいんでしょ」ってネガティブになってしまうことです。あまりないと思いますが、私はありました^_^;
今のその子にとったらママ(パパ)が安全基地であるだけで、これからあなたが信頼関係を築いていけば、その子から近寄ってくれることだって増えてきます。楽しみですね♡
「ママがいいー!!!」の対応の仕方
さて、子どもが「ママ(パパ)がいいー!」と言うとき、預かった先のおばあちゃんやおじいちゃん、保育者はどうしたらいいでしょうか
それは、その子の気持ちに共感してあげることです。
誰だって自分の信じている大切なものを「いいね」って共感されると嬉しいですよね^ ^
「ママがいいー!」
↓
「そだよね。ママがいいよね」
って感じです。
また、もう一つ大切なことは、その子のことを想う気持ちです。この子の気持ちを理解したい。その子のことを大切だと感じる気持ちです。
「私はあなたのことを共感しているよ。味方だよ」という気持ちを表情や行動、言葉で伝えてみてくださいね。
私の例を挙げると、子どもは大好きなママと離れたくなくて保育園で「ママがいい!」と、泣いています。私は「ママがいいよね。」と話す以外にも家でお支度や朝食をイヤイヤながら済ませ、今この場で泣いている子のことを想像すると「頑張って保育園来たんだね」と 、言葉が出ます。
また、子どもと目が合うとニコッと笑顔になります。子どものことが可愛らしいのはもちろん、怖くないよ。楽しいよ。という雰囲気を表情でも感じ取ってほしいという思いもあります。そうすると子どもも笑顔を返してくれます。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今日は両親に向けた役立つ情報というか、子どもを預かった保育士やおばあちゃん、おじいちゃん向けになると思います。
「ママ(パパ)がいい」
上記の内容を参考に実践すると、気持ちがすぐに切り替わる子もいれば、少しずつ切り替わる子もいます。子どもによって様々ですがやってみる価値ありです。
その子にあなたの「大好きだよ♡」っていう気持ちが伝わりますように…♡
最後まで読んで下さりありがとうございました♡